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重いバーベルを持ち上げ、成功した重量の合計で勝敗を争うウエイトリフティングはオリンピック種目にも採用されています。
そのウエイトリフティングで大分県内屈指の強さを誇るのが宇佐高校。選手たちは日々、階級ごとに記録更新を目指して練習に取り組んでいます。
中には、高校から競技をはじめクリーン&ジャーク160キロをあげ県大会の新記録を出す選手もいるそう。インターハイでは全国優勝を目指すという強さの秘密を取材しました。
創部39年目、現在部員は男子5人、女子3人が所属している宇佐高校ウエイトリフティング部。
ほとんどの選手が高校から競技を始めたにも関わらず、過去には全国選抜、インターハイ、国体と高校3冠を達成した選手もいる強豪校です。
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「ウエイトリフティングの魅力は何ですか?」
ーー岡部光希(おかべ・みつき)選手
「結果が数字で出るので次の自信やモチベーションにつながりやすいところだと思います」
ウエイトリフティングは床に置いたバーベルを一気に頭上まで持ち上げる「スナッチ」と一度、肩で担いでから、頭上にあげる「クリーン&ジャーク」の2種類があり、
その最高記録の合計で順位を競います。
6月4日に行われた、大分県高校総体では、男子団体で見事、優勝。個人では男女あわせて4人がインターハイの切符を掴みました。
ーー末宗聖羅(すえむね・せいら)選手
「自分らしく周りの人たちのすごさに気おされることなく頑張りたいです」
ーー岡部光希(おかべ・みつき)選手
「3年生最後の試合になるので悔いを残さないように全力でやりきることです」
中でも、3年の藤原菱(ふじわら・りょう)選手は、3月におこなれた全国大会で見事、準優勝。
先日の県高校総体でも男子102キロ級で、スナッチで123キロ、クリーン&ジャークで160キロをあげ、いずれも大会新記録を樹立。夏のインターハイ出場を決めました。
藤原選手は「新たな挑戦を楽しみながら毎日練習すること」を徹底し今回、県総体で頂点に立ちました。
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「県高校総体優勝して、どんな気持ちでしたか?」
ーー藤原菱選手
「すごいやってやったぜ!みたいな気持ちにはなったんですけど、終わったあとのみんなからお疲れと言われて色々な人に応援されてるんだなと思ってすごく頑張れる気持ちになれました」
日々、「昨日の自分を超えること」を目標にトレーニングに励む宇佐高校ウエイトリフティング部。
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「インターハイでの目標を教えてください!」
ーー藤原菱選手
「スナッチ130キロ、ジャーク170キロをあげてトータル300いって全国優勝 確実にとっていきたいなと思っています」
ことしのインターハイは北海道を舞台に開催!北の大地で躍動する宇佐高校ウエイトリフティング部に注目です。
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